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キッチンスタジオ ペイズリー コラム"スパイスの達人"/スパイスから広がる暮らし
アジョワン編 アジョワン「お台所の常備薬」
「アジョワン」、見たことも聞いたこともない方がまだ多いでしょうか。
スパイスとしては登場回数も少なく地味ですが、小粒ながらも技ありの頼もしい食生活の味方です。
使い方としては粉ものに混ぜるというのが一般的。例えばサモサの皮、パコラという天ぷらの衣、里芋を焼くときにまぶす小麦粉、それらに少量をまぜるのです。
すると味が香ばしくなり、重くなりがちな粉ものの調理にスッキリ感が出てきます。
 
更には胃もたれをふせぎ、腸のガスを抜きます。
食事の後に胃がムカムカしたりすることがありませんか?そんなときはこの「アジョワン」をスプーン一杯手のひらにとり軽く両手でこすりあわせて表面をクラッシュしてからお水で飲んでみて下さい。粉の薬を飲む要領です。
そういえば味もちょっと薬っぽいですね。
 
「飲みすぎ」にも出番です。飲みすぎてしまった夜はコップ半分の水のなかに先ほど同様に手でクラッシュした「アジョワン」を入れておやすみ下さい。翌朝茶色っぽくなったその水(アジョワン水)をアジョワンの粒ごと飲むのです。二日酔いで荒れた胃腸をスッキリさせてくれますよ。(酔いは醒ましません、念のため!)
 
便秘がちな人や腸が発酵しやすい人にはこの「アジョワン」を毎朝飲むことをお勧めします。
漢方薬のようなものですから、すぐに効き目が出るというものではありませんが、体質改善に良いと思います。
インドでも「最近よくガスが出るから」と「アジョワン」を飲んでいる人を見かけたりもしました。
というわけで、「アジョワン」は料理のほかにも便利なスパイスの代表格です。
輸入食品を扱っている大きなスーパーなどには置いてあると思います。
日持ちもいいので見かけたら是非、常備してくださいね。
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